我が家のカンモ君☆ときどき緘動

場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)の息子との日々を綴るblogです。

夏休み前の出来事

途中まで書いて下書きに入れたまま数ヶ月…。
継続してブログupすることに、思った以上に苦戦しています(^_^;)


ずいぶんと安定した生活が送れていたカンモ君。

幼稚園で月2回のスイミングスクールが始まったのですが、初回にインフルエンザで欠席してしまいました。
次の時に馴染めるか心配だったのですが、全く気負いもせず、全快で楽しめていたので本当に安心しました。

今までだったら『初めての事』にはモジモジして動きが鈍くなってしまい、見ているこちらが辛くなってしまう程でした。
また先生も『初めての人』だったので、馴れるまでに数回かかるかなとは覚悟していたのですが、全くそんな事はありませんでした。

初回から楽しそうに笑い、お友達と会話し、大きなリアクションもできていました。
他の人には普通の事かもしれませんが、カンモ君にとってはすごい事で、とても大きな成長です。
ただその姿を見ているだけで、涙が我慢できませんでした。
入園した頃には、笑った姿や楽しさを表現する姿、自由に動ける姿なんて想像が出来ませんでした。
こんなに自然な姿が見られる日がくるなんてイメージできなかったのです。

上の子供たちの時には当たり前に過ごしてしまった事が、実は当たり前ではなかったと、カンモ君に気付かせてもらいました。

でも良い事ばかりではなく…ここまで順調にすすんでいた事が奇跡なんですが…
実はこのスイミングスクールの日にお漏らしをしてしまいました。
スイミングの日は他のクラスとの合同で活動をするのですが、朝、歌を歌っている時にトイレに行きたくなり先生に言い出せずに漏らしてしまったのです。
前から、途中で行きたくなった時には手を挙げてトイレに走って行っちゃって大丈夫だよ。もし無理なら、そのまま行っちゃってもいいよ。隣のお友達に言ってもらう?などと、話してはいたのですが、いざなってみると【我慢をする】という選択肢しかなかったようです…。
こういう普段と違うパターンになってしまった時には、まだまだ不便を感じてしまいます。
動けなくなってしまうんですよね。
[ 重要な会議中にトイレに行きたくなり、席を立つにも立てずひたすら我慢をする ]
心境としては、切羽詰まったこんな感じなのかな?と考えてみたり…。

わからないながらも、少しでもカンモ君の気持ちに近づいて考えてみようとしたら、何か見えてくるのかな?