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我が家のカンモ君☆ときどき緘動

場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)の息子との日々を綴るblogです。

現在

書きたい事はたくさんあるけれど、記録用に忘れないうちに現在進行形の内容も書いていこうと思います。

カンモ君、新学期と共に、それはそれは酷い行き渋りが始まりました。
新学期が始まる数日前から慣らしの為に預かりで幼稚園に行っていたのも全く意味なし。
最初は玄関前から動かず、引きずって教室まで連れて行くも、泣いて大暴れ…
植木鉢をひっくり返しちゃったり、毎朝謝って先生に押し付けてくる日々でした。
みんなは玄関でママとバイバイして教室に行くけど、カンモ君は私とじゃなきゃ教室まで行けない。
靴も履き替えられない。
そりゃ、ませてる女の子は色々言ってくるわけで、それにイラッとしてしまう程に私には心の余裕がない状態でした。
帰り道、辛くて泣きながら帰った事もありました。

それがやっと、昨日から泣かずにバイバイが出来る様になりました。
まだ嫌々な感じはあるものの、靴も自分で履き替えられるまでに復活してきました。
一昨日、スモールステップの一環で、放課後に先生にお願いして教室に遊びに行かせてもらったのが良かったのかもしれません。

色んな取り組みをしていく中で、カンモ君は結構いい反応を示してくれる事が多いです。


眠くなってしまいました…

カンモ君、年中さんになりました

いつの間にか…数ヵ月も経ってしまいました。

息子が場面緘黙症とわかってからのこの一年。
私なりに必死で頑張りました。
そしてきっと、息子はそれ以上に頑張ったはずです。
今までで生きてきた中で一番涙を流した一年になりました。

悲しくて辛い涙。
不安で苦しい涙。
悔しくて切ない涙。

でも、出来なかった事が出来る様になって、嬉しくて感動して流した涙もありました。


年少さんの頃、結局一度もお返事は出来ませんでした。

参観日もグズグズしてしまい、きちんと席に座れない事も多かったです。
運動会は先生と手を繋いで走りました。
練習では必ず一等賞だったのに…
でもバルーンはみんなと一緒に出来ました。

マラソン大会も練習では1番か2番だったのに、本番では先生と手を繋いで最後の最後にゴール…
泣きながら大声で応援して、最後に拍手をもらいながらのゴール。

発表会では舞台の上に立てたものの、ダンスは踊れず、立ち位置移動だけは出来ました。
鍵盤ハーモニカは上手に出来ました。
暗唱も十二支は口が動いていました。
ママ達に見られたくないとの事で、隠れて見ていた発表会。

普通ならば、みんなと同じに、当たり前に出来る事。
でも出来なくなってしまいます。
それが、息子の症状なのです。

息子と目が合うと「助けて」って訴えているようで、動きたいのに動けない苦しさが伝わってきます。
独特な息子の表情を見ると、駆け寄って抱き締めたくなります。
「もう何もしなくていいよ」
「ママが全部全部助けてあげる。守ってあげる」
そう言って逃げ出したくなってしまう事もあります。

でも幼稚園の協力もあって、何とか頑張っています。
入園した頃に比べたら、ずいぶん成長しました。

場面緘黙症だと気付いたきっかけ

カンモ君は人見知りが激しかった為、4月から年少さんとして入園するのでは、恐らく馴染めずにみんなと一緒に動けないと感じ、数ヶ月早く満3歳児クラスからの入園にしました。

最初はトイレに行けず、給食が食べられず、お昼寝が出来ず…
でも少しずつ給食やお昼寝はクリアして行きました。
それからクラス写真を撮る時には先生に抱っこされていました。

日にちが立っても気になっていた事。
それはトイレに行かない。
カンモ君が幼稚園にいる間、私がどこにいるのか何をしているのかをやたらと気にする事。
慣れない事、普段の生活と違う事をする場合には拒否反応を起こしていました。
例えば季節行事や、初めての道具を使って制作をする場合など。

勿論、この頃も言葉は出ていませんでしたが、まだ慣れていないからだと思っていました。
ただ、何となくの違和感は感じていました。

入園してから2ヶ月近くたった頃に、初めての保育参観がありました。
この頃にはトイレにも行けたりしていましたが、時々お漏らしをしてしまう事があるという状況でした。

私が楽しみに1番に教室に入ると、何やらグニャグニャし始めて、椅子にも座りません。
先生が抱っこしようとしてもグニャグニャ。
私の足元に座り込み、他の子供達が歌を歌ったりしているのを見ていました。
カンモ君に話し掛けても目も合わせず、無表情。
そして全くの無反応。
聞こえていないのか?
あまりの状況にショックを受けました。

その後、少しずつ時間がたち、制作は一緒にする事が出来ました。
ただ、最初の反応に、明らかに何かが違うと、この日確信しました。

今までも夫や母には違和感を感じる事は相談していましたが、普段は本当にひょうきんでヤンチャでしっかり者のカンモ君だった為、ちょっと人見知りが強いだけだから心配ないと言われてきました。

この日、参観が終わった後すぐに電話で夫に状況説明をしました。
涙が止まらなかった事を、今でもはっきりと覚えています。



数時間後、夫からの連絡で初めて【場面緘黙症 ばめんかんもくしょう】という言葉を聞きました。



「幼稚園 喋らない」と検索したらすぐに出てきたそうです。
症状を詳しく調べると、正に当てはまる。
カンモ君には緘動の症状まである。

最初は、今ままでの違和感がスッキリした事。
原因がわかったから、これから何とかなると思い嬉しかったです。

でも調べれば調べる程、明確な治療法もわからず、経験談を読めば辛い思いをしている人ばかり。
何も考えられず、暗闇に突き落とされた様な気分でした。
胸がキューっと締め付けられモヤモヤする感じ。


家ではこんなに普通なのに。何ともないのに。
一人で何だって出来るし、お話や歌も上手。
すごく活発で、運動も大好き。
でも幼稚園では何も出来ない。
息子に何が起こっているのか理解出来ない。


助けて…誰か助けて

この日から、私達家族とカンモ君の【場面緘黙症】との戦いが始まりました。
まだ到底、受け入れる事なんて出来ませんでした。
急に世界が変わって見える様になりました。

我が家のカンモ君 紹介(*^▽^)/★*☆♪

緘黙症の息子←blogではカンモ君と呼ぼうと思います。

4人姉弟の3番目で、幼稚園年少さんです。
家ではヤンチャでひょうきん、そしてしっかりしています。

小さい頃から人見知りが激しい部分があるなとは思っていました。
ただ時々、人見知りの範疇ではないと感じる事がありました。

最初は私も「何でこんななの?」「なんで出来ないの? 」「なんで言うことを聞いてくれないの?」と怒る事が多かったのです。
今思えば、本当に可哀想な事をしていたと思います。

出来なかったんです。
身体が動かなかったんです。

同年代のお友達と遊びに行っても、私の側から離れようとせず、話そうともせず、ほとんど遊べず…
その割りに泣いたら手が付けられなかったりで、本当に大変な子だと思っていました。

blog始めました(*^-^*)

息子が場面緘黙症だとわかってから、ずっと書きたいと思っていたblog。
なかなか出来ずに、やっと挑戦してみました。

緘黙症だとわかる前のモヤモヤした気持ち。
息子の様子。

そして緘黙症だとわかった時の気持ち。

親として息子の為に何が出来るか考え、少しずつ成長して行く息子の過程を書き綴って行こうと思っています。

まだまだ悩みます。
こっそり泣きます。
苦しくて苦しくて、でも時々嬉しくて
そんな私自身の記録でもあります。

数年後、10年後、20年後、この先の未来に笑ってblogを読み返せる日がきますように…

そしてもっとたくさんの人達に、場面緘黙症と言うものを知って欲しい。
まだまだ情報が少ない中、同じ様に悩む人や、教育従事者など、情報を共有出来たら嬉しいです。

これから、よろしくお願いします♪